香川県は新規感染者の減少を受けて6月1日から県独自の警戒レベルを一段階引き下げる一方、5月31日までとしていた飲食店への時短要請を2週間、延長することを決めました。
(香川県/浜田恵造 知事)
「本県の医療提供体制を守るためには、医療のひっ迫具合を含めた感染状況を注視しながら感染拡大の防止に向けた対策を継続して集中して行っていく必要があると」
香川県は、6月1日以降、県独自の警戒レベルを上から2番目にあたる「感染拡大防止集中対策期」に引き下げます。一方、病床の使用率が49.1パーセントと高止まりしているとして、6月1日から20日まで「医療ひっ迫警戒警報」を新たに発令します。
また、5月の新規感染者のうち飲食店で外食していた人とその濃厚接触者が3割以上含まれていたことを踏まえ、5月31日までとしていた飲食店への時短要請を6月14日まで延長することも決めました。
対象は県内全域の飲食店で、要請する営業時間は午前5時から夜9時まで、酒類の提供は午後8時までと現在よりも1時間延ばします。
現在閉じている栗林公園や県立ミュージアムなど19の県有施設は6月1日に再開し、20日までは土曜と日曜のみ休園、休館します。