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「うれしいけど、少し悲しい」高松市の小学校で行われた「無観客」の運動会 保護者には動画を配信

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 新型コロナの感染拡大を受けて、高松市の小学校は22日、無観客で運動会を行いました。会場に来られない保護者に向けては動画を配信しました。

(新番丁小学校/宮井優寿 校長)
「コロナの影響でおうちの人がこのグラウンドを囲って見ることができません」

 高松市教育委員会から5月の運動会を『無観客』にするよう要請されたことを受けて、新番丁小学校は22日、無観客で運動会を開きました。

(記者リポート)
「子どもたちの一生懸命な姿は他の児童や保護者に、映像を通して届けられます」

 一度に運動場に集まる人数を減らそうと、上級生と下級生を前後半に分けて、競技をしていない学年は教室から見守りました。

 運動場には学校とPTAから5台以上のカメラが用意され、各学年による徒競走やダンスを撮影しました。

 練習の成果を目いっぱい披露した児童の姿は、保護者に向けて動画で配信されました。

(参加した3年生の児童は―)

「運動会ができたっていうことはうれしいです。だけど、親が来てくれないのが少し悲しいです」

「練習の時は鈴がよくのいたのにきょうは付いたまましっかりと踊れました。うれしかったです。(親が)家でやってって言っていたので、法被とかも持って帰れるので家でやるつもりです」

(新番丁小学校/宮井優寿 校長)
「運動会ができて、それに向かって一生懸命力を合わせて練習したということは本当に意味のあることですし、映像を通してではあるんですけど、子どもたちの頑張りをしっかりと褒めていただきたい」

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