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洋菓子店が「保護猫」支援セットを販売 きっかけはお店の駐車場で鳴いていた子猫 岡山市

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 9月20日から26日は環境省が定める動物愛護週間です。売り上げの一部を猫の保護団体に寄付している岡山市の洋菓子店の取り組みをご紹介します。

 岡山市北区の洋菓子店「パティスリー アンフルール」です。

 この店では、対象となる焼き菓子セットの売り上げの10パーセントを猫の保護施設の運営などをする団体「ティアハイム小学校」に寄付しています。

(記者リポート)
「この活動は2年前、お店の駐車場の植え込みで鳴いていた子猫を保護したことがきっかけで始まりました」

 保護した猫は「ゆきち」と名付けられ、オーナーシェフが飼っています。

(パティスリー アンフルール 企画・広報/鳥越淳史さん)
「せっかく、こういった形で保護をして迎えた猫ちゃん、地域猫や保護猫の活動を私自身もしていたので、シェフと一緒に相談をして、保護猫の活動につながるようなプロジェクトを行おうという形で『No Cat,No Life』という名前で始めました」

 焼き菓子セットは7月上旬から販売していて、マドレーヌやサブレなど5種類が「ゆきち」のイラストがプリントされた巾着に入っています。

 初めての寄付となった8月は、約3万5000円を寄付しました。寄付金は、保護猫のワクチン接種や譲渡会などの活動費に充てられます。

(パティスリー アンフルール 企画・広報/鳥越淳史さん)
「せっかくご来店いただいているお客さまに、うちとしては美味しいお菓子を作るというのが基本の部分になるので、そこでこれ支援につながるかなというような軽い気持ちで購入いただけるのが本当にうれしいなと思っています」

 焼き菓子セットは、店頭の他、オンラインショップでも販売しています。今後は、ステッカーや缶入りのクッキーなども販売する予定です。

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