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「レモネード」や「マカロン」でウクライナに寄付を 岡山でも支援の輪広がる

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 民間による支援の輪が広がっています。ウクライナの人たちを支援するために、購入額の一部または全額を寄付する取り組みを行う飲食店が岡山にも増えています。

 透き通る空のような青に、まるで小麦畑を思わせる黄金色。16日に発売された「ハチミツレモネードソーダ(600円)」は売り上げの一部が国連UNHCR協会に寄付され、避難民の支援などにあてられます。

 販売しているのは倉敷市のかき氷店、「シュシュ」です。

(シュシュ/塩見香月 シェフ)
「かき氷やドリンクのトッピングとしてウクライナ産の蜂蜜を使用していたので、その蜂蜜を使ってレモネードを作りました。周りでも支援をしている話を聞いていたので、うちの店でも何か支援ができないかなと」

 ウクライナは世界でも有数の蜂蜜の産地です。この店では、ウクライナなどで採れた蜂蜜にレモンを漬け込みシロップにして、レモネードに仕上げました。

(シュシュ/塩見香月 シェフ)
「爽やかで甘くて、アイスでもホットでも召し上がっていただけるんですけど、落ち着くような味になっています。食を通じてウクライナのために寄り添えるような気持ちを持って召し上がっていただけたら」

 ケーキやマカロンがショーケースに並ぶ総社市の洋菓子店「パティスリー シエル ブルー」。開店前に出されたのはウクライナ国旗の色の「緊急支援募金マカロン(1個200円)」です。

 マカロンには爽やかなレモン味のクリームが入っています。売り上げは全額ウクライナの支援団体に寄付されます。

(シエル ブルー/伊藤嘉浩 シェフ)
「(ウクライナは)小麦粉だったりとれている所で、一刻も早く終結していただくことが僕たちにも影響あることですし、他人事ではないなと」

 3月13日に発売してからすでにSNSでも反響があるという募金マカロン。16日も開店直後に、マカロンを見て購入する人がいました。

 レジの前にある募金箱に直接お金を入れて購入します。

(支援マカロンを購入した人は―)
「(支援したいが)どうしたらいいかなと思っていた。それできょう見たので、これはしなきゃいけないなと思ってさせてもらいました。わずかですがすみません」

(シエル ブルー/伊藤嘉浩 シェフ)
「協力することが身近になる。これを誰かが継承していただいてこの活動が続いていけばいいかなと思いました」

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