日清製粉は、岡山市と坂出市の工場を閉鎖し倉敷市に新しい工場を建設すると発表しました。
日清製粉グループによりますと日清製粉の新しい工場は倉敷市の水島地区に建設します。
生産能力は550トンで2023年に着工、2025年ごろに稼働の見通しです。
それに合わせて、岡山市北区下石井の岡山工場と坂出市入船町の坂出工場を閉鎖します。閉鎖する2つの工場は、ともに建設から100年ほど経っていて老朽化が進んでいるため、自然災害などのリスクを避けるためとしています。
また、工場を集約し生産効率を高めるのが狙いです。2つの工場の従業員は合わせて約50人で、雇用は継続するということです。
閉鎖する工場の跡地の活用は決まっておらず、将来的には売却を検討するということです。