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彫刻家・速水史朗さんが制作 香川・多度津町新庁舎前のモニュメントが完成

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 香川県多度津町在住で国内外で活躍する彫刻家、速水史朗さんが手がけたモニュメントが完成しました。

(記者リポート)
「来月の6日に業務を開始する新しい多度津町役場です。この庁舎の前に速水さんのモニュメントが完成しました」

 日本を代表する彫刻家で多度津町の名誉町民の速水史朗さん。94歳になった今も、地元、多度津町のアトリエで創作活動を続けています。

 新しい多度津町舎前に設置するモニュメントの制作を町から依頼されました。構想から2年余り、デザインも決まり、2月には庵治から黒御影石を運び、約2トンある4つの石を組み合わせる作業にも立ち会いました。

 そして5月14日、作品が完成し除幕式が行われました。完成した作品のテーマは「出会い」です。

(彫刻家/速水史朗さん[94])
「多度津の町はいろんな人との出会いが重なって、現在の多度津町があると思っております。間違いでなかった。非常にうまく建物とマッチしていいものができたと」

 新しい庁舎内には、同じテーマのレリーフ3枚が展示されています。

(多度津町/丸尾幸雄 町長)
「あそこは地域活性化、にぎわいを創出するための建物・公共施設になりますので、立派なモニュメントができたと大変喜んでいます」

 速水さんは毎年秋に東京・銀座で新作の個展を開いていて、既に作品の制作に取り掛かっているということです。

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