JR岡山駅の忘れ物センターの「神対応」がネットで話題です。
JR岡山駅から届いた忘れ物に同封されていたのは「岡山駅からお客様へ。お客様の大切なお品、お届けしました」と書かれた、乗車券とほぼ同じ大きさのメッセージカード。
裏面には「無事お客様へお渡しでき、私たちも大変嬉しく思います」と書かれています。
この画像をSNSに投稿したのは愛知県の男子大学院生(22)です。
4月にJR伯備線の列車内にビデオカメラを忘れたところ、後日、JR岡山駅の忘れ物センターから梱包されたカメラとメッセージカードが届きました。男性は「今後、岡山駅に足を向けて寝られません」と感謝のコメントを述べています。
SNSでは8000以上のいいねが付き、「心があったかくなるぅ~」「この神対応」「思わず脱帽」などのコメントが寄せられています。
このカードは、JR富山駅の取り組みを参考に岡山でも始めたもので、JR西日本中国交通サービス岡山支店の西正明支店長によりますと、忘れ物の持ち主が見つかったときは社員も喜びが大きく、その思いを届けたくて2022年2月中旬からカードを送っているそうです。
JR岡山駅では1日110件ほどの忘れ物があるそうです。西支店長は「この取り組みをきっかけに少しでも忘れ物が減るとうれしい」と話していました。