23日、四国の消防隊員が日ごろの訓練の成果を競う「消防救助技術」の大会が、高松市で開かれました。
この大会は、消防隊員の救助技術の向上を図ろうと毎年開かれているもので、2022年で50回目です。四国にある51の消防本部から約300人が出場しました。
火災や災害現場で求められる陸上での技術だけでなく、溺れている人を安全な場所まで運ぶ水中の救助技術も競いました。
(高松市消防局/夛田和弘 消防士長)
「モチベーションっていうのがすごく上がりますので、他の本部も参考にさせてもらいながら自分たちの技術を上げることにつながっている」
また、大会50回を記念して防災フェスタが開かれ、消防や自衛隊の車両が展示されました。
救助の基本であるロープ渡りも体験することができ、子どもたちは補助されながら楽しく取り組んでいました。
(訪れた子どもは―)
「楽しかった」
「飛行機になって高いところまで上がった」