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緊急車両が通れない恐れも…商店街で「放置自転車」を撤去 高松市

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 高松市の商店街で9日、通行の邪魔になる放置自転車や看板を市の職員らが撤去しました。

(アナウンス)
「自転車や陳列品を整理整頓してください」

 高松市中心部の商店街で行われた「中央商店街クリーン作戦」です。市の職員や商店街の関係者ら約50人が参加し、通行の妨げとなる自転車や看板などを整理したり、駐輪のマナーアップを呼び掛けました。

 この取り組みは高松市や警察などが40年以上前から行っています。商店街の景観維持と、緊急車両が通るためのスペースを確保することが目的です。

(記者リポート)
「こういった道幅の狭い商店街などで自転車を放置してしまった場合、いざというときに緊急車両などが通れなくなる場合があります」

 放置自転車や看板があると、火事などが起こった際に緊急車両がスムーズに通れない恐れがあります。9日は消防車も参加し、放置自転車を撤去しながら実際に通ることができるかを確認しました。

 自転車は商店街が管理する駐輪場や空き店舗の前などに放置されるケースが多いそうです。今回撤去した自転車は、1週間前に張り紙で警告をしていたにもかかわらずそのまま放置されていたものです。

 今回の「クリーン作戦」では27台を撤去しました。高松市によると、撤去した自転車の数は年々減少しているということです。

(高松市役所 交通政策課/北英之 課長補佐)
「少しずつではありますが、放置自転車は減ってきているような感じは受けます。実際利用されるときはちょっと他の利用者の方、他の歩行者の方のことをちょっと思っていただいて、きちんと駐輪スペースに止めるように意識をしていただければと思います」

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