万が一に備えて対応を確認しました。岡山市で公演が行われている「木下大サーカス」の会場で、消防訓練が行われました。
訓練は、ショーの公演中に外の売店から火が出たという想定で行われました。
サーカスの団員や消防署員ら100人ほどが参加し、初期対応や観客の避難経路などを確認しました。
(岡山市北消防署/松田理芳 予防担当署長補佐)
「消防といたしましても現地で訓練することは、万が一の災害の場合に備えてとても有意義な訓練ができたと思っております」
(木下サーカス/木下龍太郎 常務取締役)
「観客の安全が最優先ということで、特に火の回りとか万が一が起こらないようにチェックをしていきたい」
このあとサーカス団員が消火器の使い方を学びました。
また、お客さんにはゾウの放水パフォーマンスという楽しみも!
木下サーカスには火事に関するあるエピソードがあります。
1953年出雲市で公演をしていたところ、夜、近くの出雲大社で火事が起き、異変を感じたゾウが鳴き声を上げ、その後の消火活動につながったそうです。
木下大サーカスの岡山公演は9月7日まで、岡山市の岡山ドーム東側の特設会場で行われる予定です。