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若者の自殺を防ぐのは「若者」 身近な人の“サイン”に気づくための研修会 岡山市

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 若者の自殺を防ぐキーマンは「若者」です。岡山市が大学生を対象に、身近な人の自殺のサインに気づくための研修会を開きました。

(岡山市保健所/岡田真実 保健師)
「2万1081という数、何の数字か分かりますか? 全国の自殺者数を表しています」

 岡山市が開いたゲートキーパーのワークショップには大学生5人が参加しました。

 「ゲートキーパー」とは、自殺の危険を示すサインに気付いて声を掛け、必要な支援につなげる人のことです。資格は必要ありません。

 参加者はメンタルヘルスなどを学び、ゲートキーパーとして自分に何ができるか、広めるためにどうすればよいかなどをグループに分かれて話し合いました。

(岡山県立大学/森川佳苗衣さん)
「義務教育の時も、専門性の高い人から講演を聞く機会とかがあったらいいかなと思いました」

(ノートルダム清心女子大学/今田葵さん)
「まずは身近なところから、友達の様子が最近おかしいなと感じたら積極的に声を掛けていきたい」

 若い世代は、行政などの支援機関よりも身近な人に相談する傾向があることから、岡山市は2022年度から新たに若者を対象にゲートキーパーの研修などを開いています。

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