香川県で発見された「希少糖」や、売り出し中の食材「オリーブ夢豚」などを使った料理コンテストが高松市で開かれました。
コンテストは香川県産の食材のPRと若手料理人の育成を目的としたものです。12人の応募者の中から予選を通過した香川県で活躍する20代から30代の料理人8人が、最終審査に臨みました。
(記者リポート)
「コンテストの食材のルールは、香川県で発見された『希少糖』と、飼料にオリーブを混ぜて育てた豚、さらに香川県産の野菜です」
参加者は、煮込んだ豚肉を、瀬戸内国際芸術祭の作品をモチーフにして作ったチョコレートドームで覆うなど、趣向を凝らした料理を作っていました。
(参加者は―)
「指定食材が希少糖ということでしたので、オリーブ豚と甘味をどう合わせるかが、今回難しいところでした。(希少糖は)甘味をコクにするのが大変だと思います」
料理の完成後は、食材を選んだ理由や、調理方法などこだわったポイントを審査員にアピールし、審査員は県産食材の使い方などを審査していました。
(審査員は―)
「オリーブ豚の脂身がおいしく感じますね」
「実際食事してみると県産材の良さが分かるんで、本当にいいコンテストだと思います」
審査の結果、小豆島ソーメンを使った豚のポワレをつくった「オリビアン小豆島 夕陽ヶ丘ホテル」に勤務する、泰地悦志さんが1位となりました。