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「悔しさ」晴らしB1へ! 新戦力加えたB2・香川ファイブアローズ 30日夜に開幕戦

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 30日夜、プロバスケットボールB2リーグが開幕! 香川ファイブアローズはアウェーで初戦を戦います。昨シーズン、あと一歩のところでB1昇格に届かなかったファイブアローズは、新戦力を加え、今シーズンこそ悲願の目標をつかみとります。

 昨シーズン、開幕から3カ月で26試合19勝の好スタートを切った香川ファイブアローズ。

 リーグトップの成功率を誇ったスリーポイントシュートを武器にチーム記録となる12連勝を含む通算36勝16敗で初の西地区優勝を果たしました。

(香川ファイブアローズ/兒玉貴通 主将)
「一戦一戦大切にして戦って勝ち上がってB1昇格を成し遂げたい」

 昇格を懸けて臨んだプレーオフ。B1まであと1勝と迫りながら涙をのみました。

(香川ファイブアローズ/石川裕一 ヘッドコーチ)
「この悔しさを糧に来年リベンジしたい」

 「昨シーズンの悔しさを忘れない」という思いを込めた「Stay Hungry」をスローガンに掲げ、ファイブアローズは再び歩き始めました。

 昨シーズンB2MVPを獲得したテレンス・ウッドベリー選手と、ほとんどの試合で先発した谷口光貴選手が熊本へ移籍。

 スリーポイントシュートの決定率チームトップの2人が退団してもファイブアローズの強みは変わりません。

(香川ファイブアローズ/兒玉貴通 主将)
「自分たちの持ち味のスリーポイントと速い攻撃は、逆に昨年以上に精度を高めて、それに加えて今シーズンはディフェンスにより力を入れてオフシーズンから取り組んでいます」

 ファイブアローズは昨シーズンの1試合あたりの平均得点がリーグ3位と攻撃力が武器。しかし、失点も14チーム中6番目に多く、守備に課題を抱えていました。

 その弱点を克服するために獲得したのがイギリス代表のマイルズ・ヘソン選手です。昨シーズンは佐賀でプレーし、B2得点ランキング3位、リバウンド2位、相手選手からボールを奪うスティールランキングでは1位に輝きました。

(昨季B2スティールランキング1位/マイルズ・ヘソン 選手)
「私の強みであるリバウンドと強度のあるディフェンスを香川の攻撃的なバスケットに生かしていきたい」

(香川ファイブアローズ/兒玉貴通 主将)
「速いバスケットをする上でディフェンスとリバウンドはかなり重要になってくるので強みをどんどんチームに生かしてもらえれば」

 攻撃の柱となるオーストラリア代表の2人とイギリス代表のヘソン選手は母国の代表活動のためチームに合流したのは9月になってから。戦術の理解や連携は実戦で深めていく必要があります。

(B2・佐賀から移籍/マイルズ・ヘソン 選手)
「いいステージにいくための準備には時間がかかると思うが早く適応できるようにしていきたい」

 さらにB1島根からビッグマン・小阪彰久選手、B2東京でキャプテンを務めた久岡幸太郎選手らを新たに加えます。

(B1島根から移籍/小阪彰久 選手)
「B1昇格に自分がどれだけ関われるか、試合に応じた自分の役割を出していけるよう頑張っていこうと」

(B2東京から移籍/久岡幸太郎 選手)
「ディフェンスが得意なので強度を上げられればチームの力になれるんじゃないかなと思ったのとフィットするんじゃないかと」

 大きく生まれ変わったファイブアローズ。

 昨シーズン逃したB1昇格を決める「最後の1勝」を今シーズンこそつかみ取ります。

(香川ファイブアローズ/兒玉貴通 主将)
「一試合一試合大切に戦って、ブースターの皆さんと一緒にB1の景色を見られるように頑張っていきたい」

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