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ファイブアローズの元選手 地元・香川で「プロバスケコーチ」という新たな道へ

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 プロバスケットボールB2・香川ファイブアローズでプレーした高松市出身の選手が地元を拠点に新たな道を歩み始めました。

 元・香川ファイブアローズの安部瑞基さん(29)です。2017年からファイブアローズに所属。唯一の地元出身、そして、チーム在籍期間も最長の選手として地区最下位に沈んだ低迷期から初の地区優勝とプレーオフ進出を果たした昨シーズンまでチームを支えてきました。

(元・香川ファイブアローズ/安部瑞基さん)
「天国と地獄というか良いも悪いも知ってるのですごく思い入れはあるんですけど、人間として成長させてもらえたところが一番大きい」

 昨シーズン終了後、安部さんは契約満了となり「選択」を迫られました。

(元・香川ファイブアローズ/安部瑞基さん)
「選手を続けられるのかという不安と、続けたいという思いがマッチせず、苦しい時期は過ごしたんですけど、選手以外でやりたかったことを考えた時に、指導者になりたいなって」

 選手を引退し地元・香川を出発点に「プロバスケコーチ」という新たな道へ進むことを決めました。

(元・香川ファイブアローズ/安部瑞基さん)
「この足指が使えることが大切で、ここが使えないとシュートを飛ばそうと思っても飛ばないし」

 「シュート力の向上」や「けがをしにくい体づくり」をテーマに、育成年代を対象にバスケ教室・クリニックを開いたり個別指導を行ったりします。重視するのは「足の指」。独自のトレーニングで「足の指」を鍛えると、ボディコンタクトの強化や無駄のない動きにつながるそうです。

(指導を受けた中学1年生は―)
「できないものがあったので、家で復習していきたい」

(元・香川ファイブアローズ/安部瑞基さん)
「選手への未練は一切ないです。コーチとして楽しさだったり、子どもたちに今学んでることを伝えていきたい気持ちが強くて。育成年代からプロまで息の長い選手をつくっていきたいなと思います」

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