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新型コロナ感染者数が再び増加傾向 子ども発熱外来ではインフルとの同時流行を懸念 岡山

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 岡山・香川だけでなく全国的に新型コロナの新規感染者が再び増加傾向にあります。インフルエンザが流行する時季も控え、医療関係者は同時流行を懸念しています。

 岡山市の青山こども岡山北クリニックの発熱外来では、訪れた患者が車に乗ったまま医師の診断や検査を受けていました。

 15日は医師が必要と判断した5人を検査し、そのうち3人が陽性だったということです。

(青山子ども岡山北クリニック/浦山建治 副院長)
「大人の患者さんというか県全体としては増えているけど、当院だけで考えると、夏を経験している以上、すごい増えているなっていう感じにはなっていない」

 新型コロナの感染者の増加について川崎医科大学の中野教授は、このままピークを迎えるかはもう少し注意して見る必要があるとしています。

(川崎医科大学/中野貴司 教授)
「(これまでの傾向では)いったん全国的に増え始めたら、1カ月以内にはかなりのピークの数まで患者さんが増えてしまいました。あと2週間くらい様子を見ていれば、このまま増えていくのかどうなるか分かってくると思う」

 一方で、インフルエンザが流行する時季を迎える中、クリニックでは同時流行した場合の現場での対応がどうなるか不安を感じています。

(青山子ども岡山北クリニック/浦山建治 副院長)
「この人は新型コロナのゾーンへ、この人はインフルエンザのゾーンへと、対応を分けるのであれば、場所も人も足りなくなるでしょうから、そこは怖いですね」

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