1月9日は、「成人の日」です。岡山県で二十歳を迎え今後の飛躍が期待されているフィギュアスケーターとゴルファーに2023年の抱負などを聞きました。
フィギュアスケーター/三宅咲綺 選手
(フィギュアスケーター/三宅咲綺 選手)
「自己ベストを更新し続けて、人に勇気を与えられるような、希望と勇気を与えられるようなスケーターになりたい」
倉敷市出身のフィギュアスケーター・三宅咲綺選手(20)です。
三宅選手は12月、大阪府で行われた全日本フィギュアスケート選手権に出場。女子ショートプログラムでは5位に入りました。
(フィギュアスケーター/三宅咲綺 選手)
「すごい場の雰囲気も楽しめたので自分のいいところが出せたと思う」
三宅選手がフィギュアスケートを始めたのは小学1年生の時でした。
(フィギュアスケーター/三宅咲綺 選手)
「本当はバレエがしたかった踊る方の。おじいちゃんが浅田真央ちゃんに感動して、氷の上のバレエはどうだと言って連れて来てもらったのがきっかけ」
その後、三宅選手はめきめきと上達し、高校2年生の時にはインターハイで3位に入賞するなどしています。
高校時代の同級生からはこんな話も――。
(高校の同級生)
「真面目で勉強を頑張っていて、同級生の男子からはモテていたイメージがある。みんなたぶん好きだった。本当にそれぐらい」
(フィギュアスケーター/三宅咲綺 選手)
「知らなかった。恥ずかしい」
大学は地元の岡山理科大学に進学。2022年の春からは多くの有名選手を育てた中野園子コーチ(70)の指導を受けるため、練習拠点を神戸市に移し、新幹線で岡山と神戸を行き来する生活をしています。
三宅選手が力を入れて取り組んでいるのが、ジャンプの出来栄え点を上げることです。高くてダイナミックなジャンプで加点が得られるよう意識しているということです。
(フィギュアスケーター/三宅咲綺 選手)
「自分のジャンプは他の人より難易度が低いが、その分プラス点で稼げるように頑張っている」
三宅選手は来シーズンの全日本選手権で上位に入り、国際大会に出場するのが目標だということです。
(フィギュアスケーター/三宅咲綺 選手)
「滑るの楽しい」
プロゴルファー/桑木志帆 選手
岡山市出身で1月、二十歳になるプロゴルファーの桑木志帆選手(19)です。
好きなピンク色で振袖や髪の色、ネイルをそろえたそうです。
(プロゴルファー/桑木志帆 選手)
「将来は、憧れの渋野日向子選手のような強くて優しくて笑顔あふれる選手になりたいです」
桑木選手は2021年、プロテストに合格。昨シーズンはレギュラーツアーでトップ10に2度入りました。
ポイントランキングでは、51位と、50位までに与えられるレギュラーツアーの年間のシード権を惜しくも逃したものの、賞金は約2600万円を獲得しています。
(プロゴルファー/桑木志帆 選手)
「(Q.賞金の使い道は?)賞金はちょくちょく使っていて、1番大きい買い物は家で車を買った」
桑木選手が次のシーズンに向けて取り組んでいるのが、フォームの改良です。
(プロゴルファー/桑木志帆 選手)
「前は大きな円を描くような感じだったが、最初からすんなりオンプレーンにいくようにして、動画とかを撮ったりして軌道修正を頑張っている」
手の動きの軌道を2カ月前と比べてみると、以前は振りおろす際にグリップが円を描くように出ていましたが、現在はなるべくブレが少ないフォームを意識しています。
(プロゴルファー/桑木志帆 選手)
「オフシーズン入ってからは、まっすぐ出すイメージで取り組んでいる。少しずつ飛距離が伸びているのでこの夏が楽しみ」
Q.来シーズンの目標は?
(プロゴルファー/桑木志帆 選手)
「来シーズンは、昨年取れなかったシード権は必ず取ることが目標。昨年も言っていたが、ツアーで優勝するのが1番の目標なので、1勝できたら2勝3勝と重ねて強いプレーヤーになりたい」