高松市の男木島ではスイセンが見頃を迎えています。11日は3年ぶりに「水仙祭り」が行われます。
可憐な花を咲かせるスイセン。2021年10月に国の登録有形文化財になった男木島灯台の周辺など、遊歩道で1000万株以上が咲き誇っています。
もともと男木島にはスイセンが自生していたことから、日本有数のスイセン郷をつくろうと、20年前ほど前から住民やボランティアが植え付けを始めたものです。
この冬は寒波の影響などが心配されましたが、例年通り咲き始め、今まさに見頃を迎えています。
(野口真菜リポート)
「きょうは雲が広がって、風が冷たく寒さも厳しいですが、凛と咲くスイセンを見ると力強い美しさを感じます。あすは晴れ間がありそうなので、灯台とスイセンの競演もきれいに楽しめそうです」
男木島では11日、3年ぶりに「水仙祭り」が行われ、遊歩道を自由に散策できます。
また、クルーズ船で島を一周する企画やお弁当の販売も予定していて、ホームページなどから事前に予約できるほか、「島の特産品づくり」などをテーマにしたトークイベントも行われます。
男木島観光協会によりますと、ちょうど11日と12日が最もきれいに楽しめそうだということです。