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高松国際ピアノコンクール 高松市出身の西本裕矢さんら5人が本選進出を果たす

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 若手ピアニストを発掘しようと4年に1度開かれている高松国際ピアノコンクール。高松市出身の男性が、本選出場をかけた第3次審査にのぞみました。

 高松市出身の西本裕矢さん(20)。東京芸術大学の2年生です。2006年から始まったこのコンクールに、幼少期から足を運んでいました。

 18日と19日に行われた第3次審査には、出場者42人のうち、西本さんを含む10人が進出しました。

 作曲家の坂東祐大さんが旧香川県立体育館の建築にインスピレーションを受けて制作した、課題曲「陸に浮かぶ船」や、バイオリン・ビオラ・チェロと合わせる四重奏曲など、1人1時間演奏しました。

(高松市出身/西本裕矢さん)
「このコンクールに出場することを目標に人生を歩んできました。今まで練習を積み重ねてきた成果を実感するとともに、音楽の喜びをかみしめながら、ステージを終えることができました」

 19日夜、第3次審査の結果が発表され、西本さんは本選進出を果たしました。

 本選へと進むのは日本から2人、ロシアから2人、ウクライナから1人の5人で、西本さんは最年少です。本選は22日に始まります。

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