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岡山県の文化財に新たに4件指定へ 新見市の“7年に一度の奇祭”「矢戸の蛇神楽」など

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 新見市に伝わる「神楽」など4件が、新たに岡山県の文化財に指定されることになりました。

 岡山県の重要無形民俗文化財に指定されるのは、新見市哲多町矢戸地区で270年以上続いているとされる「矢戸の蛇神楽(やとのへびかぐら)」です。7年に一度の珍しい祭りで住民らがわらで作った長さ約15mの大蛇を担いで、地区を練り歩き五穀豊穣などを祈願します。

 県の重要文化財には、1300年ごろに作られたとされる倉敷市児島下の町の鴻八幡宮の木造獅子と、倉敷市真備町箭田の西山遺跡から出土した珍しい土器が指定されます。

 また、史跡に指定される倉敷市真備町尾崎の黒宮大塚墳墓群は2世紀後半ごろに造られたと見られていて、当時を知る手がかりとなる勾玉や土器が発掘されています。

 岡山県指定の文化財は今回も含めると503件になりました。

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