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岡山市の林原美術館本館など 新たに7件「国の登録有形文化財」へ 国の文化審議会が答申

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 国の文化審議会が岡山市の林原美術館などを新たに国の登録有形文化財とするよう文部科学大臣に答申しました。

 国の文化審議会が、岡山市北区にある林原美術館の本館など5件と、井原市民会館の本館など2件、合わせて7件を、新たに国の登録有形文化財とするよう、文部科学大臣に答申しました。

 このうち林原美術館の本館は日本近代建築界をリードした昭和の建築家、前川國男が設計を手掛け、1964年に開館しました。

 レンガやコンクリートを使った特徴的な外壁のほか、中庭を中心とした回遊性の高い設計などが「造形の規範となっている」と評価されました。

 このほか、入口にある「長屋門」は江戸末期に建設されたものです。

 国の文化審議会は敷地内にある3つの蔵と共に「歴史的景観に寄与している」としています。

 今回、すべて登録されれば、岡山県内の国の登録有形文化財は合わせて353件になります。

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