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新岡山市民会館「ハレノワ」がプレオープン 500人が記念公演を鑑賞

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 岡山市の新しい市民会館、岡山芸術創造劇場ハレノワが4日、プレオープンしました。

 岡山市ジュニアオーケストラによる演奏で幕を開けたプレオープンの記念式典。

 地元住民や関係者ら約600人が集まる中、岡山市の大森市長があいさつしました。

(岡山市/大森雅夫 市長)
「岡山市民だけではなく岡山県民全体の文化の拠点になる。街づくり全体に寄与すると思っております」

 岡山芸術創造劇場ハレノワは地上7階、地下2階で大中小の3つの劇場を備える文化芸術施設です。総事業費は約265億円です。

 式典の後、大劇場で記念公演が行われ、抽選で選ばれた市民を含む約1000人が鑑賞しました。

 市民ダンサーがイタリアの音楽「オー・ソレ・ミオ」に合わせて踊りを披露すると観客席の人たちも一緒に踊り、会場が盛り上がりました。

(訪れた人は―)
Q.楽しみにされていました?
「そりゃそうですよ。(ハレノワが)こんなに立派だとは。今まで見られなかったのが見られるような感覚ですよ、身近でね」

 ハレノワを中心にした複合施設、「ハレミライ千日前」にはマンションや店舗などもあります。

 周辺の商店街への集客など岡山市中心部の回遊性が上がることも期待されています。

(訪れた人は―)
「天満屋からこっち(南)はあまり来ることがなかったんですよ。ずっと昔はこの辺もにぎやかで来てましたけど」
「また人が増えるんだろうなと思って」
「(岡山)シンフォニーホールからこちらの劇場までの通りが栄えると人も集まると思うので期待しています」

 ハレノワのグランドオープンは9月1日です。

 それまでは、ロビーなどに飾られているアート作品を楽しむことができるほか、7月にはトライアル事業として市民によるダンスなどの公演が行われます。

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