日本海に発生した低気圧の影響で16日、岡山、香川でも強風が吹き荒れ、JRが計画運休をしたり、店舗のひさしが落ちたりしました。
香川県全域には15日夜から強風注意報が発表。
高松地方気象台によりますと16日午前11時40分、高松市香南町では最大風速17.6mを観測しました。5月としては史上最大の値です。
岡山市でも午前9時50分ごろ、最大風速13.7mを観測しました。
16日午後2時ごろ、高松市亀井町で空き店舗の2階のひさしが強風で落下しました。けが人はいませんでした。
(記者)
「高松市中心部の商店街のすぐ近くにある路上です。強風で2階のひさしが落下し、さらにあちらのベンチのあたりまで飛ばされたそうです」
(現場近くの洋服店の店員)
「(Q.どんな音がしました?)ドーン。(Q.歩いている人は?)いなかった。大丈夫でした」
午前11時ごろ、香川県土庄町では強風で木が倒れて県道の片側をふさぎました。
JR四国では始発から午後2時過ぎまで快速マリンライナーの児島・高松間や特急の計画運休を行いました。合わせて71本が運休し、約1万1000人に影響が出ました。
(JR利用客は―)
「岡山までマリンライナーで行こうと思ったけど強風で行けない。中止なのでどうしようかと思って」