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今にも動き出しそう…「お菓子」の鳥たちが大集合 工芸菓子の展覧会 岡山市

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 まるで生きているかのような「お菓子」の鳥です。和菓子の材料で作られた工芸菓子の展覧会が岡山市で始まりました。

 17日から岡山市北区の岡山・吉兆庵美術館で始まった「お菓子でできた 世界の色トリどり鳥展」です。

 カワセミやスズメなど日本の野鳥から、ペンギンやハシビロコウなど外国の鳥まで約370点が展示されています。 残念ながら食べることはできません。

 お母さんガモの後ろに子ガモがついて歩く作品「カルガモの行進」。表情豊かで、今にも動き出しそうです。周りにはカメやトンボなど生き物がいっぱいいます。

(記者リポート)
「カルガモの行列の最後尾には、おもちゃのアヒルでしょうか、こちらも工芸菓子なんです」

(源吉兆庵 商品開発部 工芸室/祇園公子さん)
「みにくいアヒルの子で登場したハクチョウの子ども。そういったようなものも紛れていたり、ところどころに楽しいものを入れています」

 米粉や白あんなど、和菓子の材料で作る工芸菓子は江戸時代から続くものです。源吉兆庵には工芸菓子だけを専門に作る部署があります。初日の17日は、親子連れなどでにぎわいました。

(訪れた子どもは―)
「菓子とは思えないクオリティでびっくりしました」
「シマエナガ。小さくてこんな感じに作れるのかなと思ってワクワクしました」

 この展覧会は8月29日まで開かれています。

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