香川県三豊市は、部活動の地域移行などの課題解決に向け、東京のコンサルティング会社などと連携する協定を結びました。
協定を結んだのは三豊市とPwCコンサルティング合同会社、三豊市文化・スポーツ振興事業団です。
少子化や教員の働き方改革の影響で、中学校では生徒が希望する部活動が成り立たない状況になっています。
そこで協定では、「放課後の学びの場」づくりに向けて3者が連携し、大都市圏と三豊市との間で人材や資金などを循環させることを目指します。
すでに2023年2月から文化・スポーツ振興事業団が、指導者を求める団体とマッチングを行う人材バンクを運営していて、PwCが民間企業からの財源確保を支援します。
(三豊市/山下昭史 市長)
「地域における民間の企業のさまざまなご協力を得ながら、財源の確保をしていけるのではないか」
(PwCコンサルティング合同会社/宮城隆之 上席執行役員)
「社会課題を解決しながらも、経済が回っていくという仕組みを構築していくのは、非常に大きなことじゃないか」