部活動の地域移行など教育現場が抱える課題について、香川県の市長会と県教育委員会が意見を交わしました。
意見交換会は年に1回開かれているもので、香川県内8つの市の市長と県教委の副教育長らが出席しました。
高松市と丸亀市は「部活動の地域移行」について、指導者不足や費用負担などの課題を挙げ、財政面での補助や国への働き掛けを要望しました。
三豊市は、全国で唯一、不登校特例校の指定を受けた夜間中学に保護者からの問い合わせが増えていることを報告しました。そして、県教委に対して不登校の生徒の対応にあたっている教職員への夜間中学の情報提供や意見交換の場を持つことを提案しました。
(香川県教育委員/海津洋 副教育長)
「一つ一つの課題に地域の実情も踏まえながら、各学校、市町、教育関係者一体となって取り組んでまいりたい」