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首里城を3度救った鎌倉芳太郎の功績を知って 地元・香川県三木町でシンポジウム

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 香川県出身の人間国宝で沖縄文化研究家の鎌倉芳太郎の功績を知ってもらおうと三木町でシンポジウムが開かれました。

 シンポジウムでは、鎌倉芳太郎研究の第一人者で沖縄県立芸術大学名誉教授の波照間永吉さんが講演しました。

 波照間さんは、芳太郎が沖縄の文化や建物などを調べて書き残した記録ノートや写真を紹介しました。

(沖縄県立芸術大学名誉教授/波照間 永吉さん)
「たくさんの人が芳太郎の写真の前で立ち止まって見上げた。この感動は何かと言うと、私たち琉球・沖縄の文化は、このようなものをかつて持っていたんだ、作り出すことのできた民族だったんだ(と気付いたこと)」

 また、それらの資料が沖縄のシンボル・首里城の復元にも役立ったことを説明し、戦火で焼失した琉球王朝の文化財や建物を知る上で貴重な手がかりとなっていることを伝えました。

(沖縄県立芸術大学名誉教授/波照間 永吉さん)
「三木町にこのような素晴らしい先人・偉人がいらっしゃるということをお話しすることで、沖縄とのつながりをより一層深めていただきたいなと」

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