岡山県の学校でのいじめや不登校に関する調査結果がまとまりました。
(岡山県教育庁/横山智康 課長)
「いじめゼロではなくて、いじめ『見逃しゼロ』を目指して、いじめにつながる可能性がある行為を積極的に認知し組織的に対応することの重要性について繰り返し指導していきたい」
県教育庁のまとめによりますと2022年度の小・中・高校・特別支援学校の「いじめの認知件数」は6723件で、前の年度に比べて638件増えています。
いじめで最も多いのは「冷やかし・からかい 悪口や脅し文句 嫌なことを言われる」というもので全体の5割以上を占めています。
また、小・中・高校を合わせた不登校の人数は前の年度より572人多い4702人で、過去最多となりました。
県は、児童・生徒の学びを支援する「自立応援室」の設置校を増やしたり、フリースクールと連携したりしながら、支援を進めていきたいとしています。