高校生と香川県の池田知事が教育や地域の活性化をテーマに意見を交換しました。
(高校生)
「(プログラミングを)教えるけど形だけになってしまうとか、教材をただ読み上げるだけになってしまうのが現状」
意見交換会に参加したのは、四国で初めて高校生だけで設立したNPO法人「香川活性化生徒の会」のメンバーです。
観光やデジタル化、防災など6つのプロジェクトを軸に活動していて「若い人たちが戻って来たいと思える地域づくり」について知事と話し合いました。
県民の意見や要望を県政に反映させようと、香川県は毎年、知事と県民の意見交換会を行っています。
参加した高校生は知事に対して「瀬戸内の島など良い観光地はあるのに交通網が整備されていない」「プログラミング教室では教える側の知識が薄い」など課題の解決を訴えました。
この様子は5つの県立高校の放送部や新聞部の部員が取材し、それぞれの学校新聞や校内放送などで発信します。
(香川活性化生徒の会/白井航介 代表)
「知事からも『じゃあこうしたらいいんじゃないの』という話もいただいたので、活動に今後も生かしていけるところもあると感じました」
(香川県/池田豊人 知事)
「その活動を通じた問題意識ははっきりしているなと思いました。気付かされることが多かったので、すぐに取り組んでいきたいと思います」