岡山・香川に本店を置く地方銀行2行が20日、市場金利の動向を踏まえ定期預金の金利を引き上げました。
中国銀行と百十四銀行は10年物の定期預金の金利を現在の0.002%から0.2%に20日、引き上げました。
100万円を銀行に預けた場合、今までは1年間で20円の利息でしたが、金利が0.2%に上がると1年間で2000円の利息がつくことになります。
中国銀行は12年ぶり、百十四銀行は16年ぶりの引き上げです。
長期金利が国際市場で約10年ぶりとなる水準まで上昇したことや、メガバンクが11月に入って相次いで金利を引き上げたことを受けた対応です。
また、香川銀行は11月27日に5年物を現在の50倍となる0.1%に引き上げると発表しました。
岡山市に本店を置くトマト銀行は「今のところ検討していない」としています。