百十四銀行(高松市)は19日、夏のボーナスのアンケート結果を発表しました。
それによりますと、今年夏のボーナスの支給見込み額は去年の夏より平均1.98%アップ、金額にして1万1000円アップとなり、回答企業の平均額は56万6000円でした。
製造業は54万3000円(+3.82%、金額+2万円)で、非製造業は58万3000円(-0.17%、金額-1000円)でした。
業種別では、運輸業が36万5000円(+46.6%、金額+11万6000円)と大幅にアップした一方、建設業は99万1000円(-3.41%、金額-3万5000円)とダウンしました。
支給額を「増加」とした企業の割合は49%で、去年夏より20ポイント上昇しました。増加した理由を尋ねると、「従業員のモチベーションアップ(64%)」、「雇用維持(56%)」に次いで、「物価の動き」と答えた企業が45%いました。物価の動きを理由に挙げた企業は、2021年(2%)から2022年(21%)と伸び、今年はさらに倍増しています。
一方、「業績好調」を理由に挙げた企業は30%で、2022年(57%)から半減しました。
アンケートは香川県に本社または主工場を持つ民間企業280社を対象に6月から7月にかけて行い、179社から回答を得ました。