中学校・高校で部活動を指導する先生たちに向けた研修会が25日、高松市で開かれました。
香川県が主催した研修会には、教員や部活動指導員ら23人が参加しました。
講師を務めたのは徳島大学の名誉教授で「コオーディネーショントレーニング」の第一人者、荒木秀夫さんです。
「コオーディネーショントレーニング」は、脳や体に刺激を与えて人の潜在的に眠る能力を引き出そうとする運動学習のことです。
参加者は、実際に体を動かしながら、ウォーミングアップなどで使える体の動かし方を学びました。
香川県の担当者によると、部活動の地域移行については、当初から懸念されていた「指導者の確保」において難しい状況が続いています。これは、自治体や競技などによって、確保できる指導者の数に差があることなどが原因だということです。
今後は、県が中心となって指導員の状況を取りまとめるなどして、部活動の地域移行を進めたいとしています。