香川県の防災計画を見直す会議が開かれ、能登半島地震を踏まえて知事や専門家らが意見を共有しました。
香川県の防災計画を見直すために毎年行われている「防災会議」には、池田知事やインフラ関係者、有識者ら53人が参加しました。
今回は、能登半島地震の被害状況が報告され、池田知事は、特徴の一つに「木造住宅の倒壊」をあげました。
(香川県/池田豊人 知事)
「香川にも残る木造住宅の耐震化のスピードアップ」
総務省が2018年に行った調査では、県内の住宅の耐震化率は82%で、県は、2024年度末までに91%に引き上げることを目標にしています。
有識者からは「一部損壊した住宅については、緊急の修理が速やかに行えるよう、関係団体との連携に今から取り組んでほしい」という意見が出ました。
尚、この会議では、国の防災基本計画の見直しに伴って、香川県の地域防災計画の修正についても審議され、承認されました。