叩くとカンカンという音が出る香川県特産の珍しい石「サヌカイト」。三豊市の園児がその美しい音色を楽しみました。
三豊市の麻幼稚園の園児らが聴いているのは、香川県の五色台などでとれる「サヌカイト」の演奏です。
「カンカン」という金属のような音が出ることから、カンカン石とも呼ばれます。
三豊市出身でサヌカイト奏者の臼杵美智代さんが、ピアニスト・長田順子さんと息の合った演奏を披露しました。
このサヌカイトは木琴のように形が整えられていません。その理由について臼杵さんは「楽器を作った人の『山で眠っていたままの状態で音を目覚めさせてあげたい』という思いが込められている」と園児に説明しました。
(園児は―)
「きれいな音で楽しかったです」
「とってもきれいな音楽だったから、私が大きくなったら音楽の人になりたいです」