先生の確保につなげる狙いです。岡山県教育委員会が教員免許を持っているものの、現在、教員をしていないいわゆる「ペーパーティーチャー」向けの説明会を開きました。
説明会には、育児のために退職した元教員や教員免許を持ちつつ民間企業に勤めている人など約20人が参加しました。
説明会で岡山県教育委員会の担当者は子どもの成長に携わる教職の「やりがい」とともに、福利厚生が充実していることや採用3年以内の離職率が約5%と低く働きやすい職場だとアピールしました。
県教委によりますと小・中・高の教員採用試験の倍率は下がっていて、より優秀な人材を確保したいとしています。
(参加した人は―)
「ブランクがあったので不安もあって、復帰したいけど最近の学校現場の様子や制度を全く無知だったので、いろいろ話を聞けて良かった」
(岡山県教育委員会/黒瀬 学 さん)
「学校内でのOJT研修等、さまざまな研修の場があるので安心して教職へ踏み込んでほしい」