バスケットボールB3トライフープ岡山は6日と7日、ホームでシーズン最終戦に臨みます。この試合、勝利だけでなくもう一つ大きな目標があるんです。
3日朝、トライフープの選手らがJR岡山駅前でチラシを配り、ホーム最終戦をPRしました。
(トライフープ岡山 フロント統括/吉田大貴さん)
「3000人というのを目標にしていますので、そこは引き続きやっていければ」
今シーズンはここまで13位でプレーオフ進出を逃がしたトライフープ。最終戦、意地の勝利と共に入場者数にこだわるのには理由があります。
Bリーグは2026年に始まるシーズンからリーグを改編し、チームの順位による昇格や降格を廃止します。代わりに売り上げや観客数などに応じてチームを3つのカテゴリーに分けるなど大きく構造が変わります。
トライフープは新しい2部、「BリーグONE」への参入を目指しています。
(トライフープ岡山 フロント統括/吉田大貴さん)
「(BリーグONEは)20チームくらいになると思うんですけど、ネクスト(3部)になると10チームもないので、盛り上げというところでもBリーグONEに上がっておかないとなかなか難しい」
BリーグONE参入のための最初の条件が、今シーズンの平均観客数が「1500人」。トライフープはここまで1426人で、4月6日と7日の最終戦でそれぞれ3000人の集客を目指しています。
この2日間は限定タオルを配布したり、2階席を全て無料にしたりして集客アップを図ります。
過去最多は約3100人。高いレベルの集客が求められます。選手は満員の会場を想像し、モチベーションを高めています!
(地域リーグ時代から在籍/向井祐介 選手)
「(最初は)観客数のところで苦しむこともありましたし、その当時では本当に考えられない。両日3000名というのは見たことない景色なので、すごく想像するとわくわくしている」
(倉敷市出身/岡田陸人 選手)
「おそらく多くのファンの方が会場に足を運んでくれると思うので、何としても2戦勝ってシーズンを終えたいなと思います」