5年ぶりの開催です!香川県琴平町で四国こんぴら歌舞伎大芝居が開幕し、松本幸四郎さんらが熱演を繰り広げました。
(記者リポート)
「5年ぶりのこんぴら歌舞伎の開幕を満開の桜の花が祝っています」
初日には、全国から大勢の歌舞伎ファンが詰めかけました。大規模な耐震工事を終えた「金丸座」は、これがこけら落とし公演です。
(訪れた人は―)
「コロナで中断前は毎年来ていましたので」
「幸四郎さんとか染五郎さんとか楽しみにしています」
「歌舞伎を初めて観ます」
「スペインのバルセロナから来ました。歌舞伎はとても美しい。楽しみにしています」
第一部は、生き別れた親子の再会を描いた名作「伊賀越道中双六沼津」です。
松本幸四郎さんは主人公の十兵衛役に初挑戦。
東海道を旅するうちに生き別れになっていた父親と再会しますが、敵討ちに巻き込まれ、敵同士になってしまうという人情話です。
幸四郎さんの息子の市川染五郎さんも出演しています。
(観劇した人は―)
「きれいでした。役者さんも素晴らしかったですし、踊りも美しかったです」
「舞台から客席に距離が変わってくるのがおもしろい」
「分かりやすかったので良かったです。華やかでした本当に」
こんぴら歌舞伎は4月21日まで、午前と午後の1日2回公演が行われます。