5年ぶりに開かれる「四国こんぴら歌舞伎大芝居」。出演する松本幸四郎さんらが20日、意気込みを語りました。
(松本幸四郎さん)
「(琴平町に)行けば『ただいま』『おかえりなさい』と言われるような、そういう関係になっているところが、とても大好きなところで、本当によくぞ待ってていただいた」
東京で開かれた製作発表会見には、松本幸四郎さんらが出席しました。
37回目を迎える「四国こんぴら歌舞伎大芝居」は、2024年4月5日から21日に上演されます。新型コロナの影響や国指定の重要文化財「金丸座」の耐震改修のため中止が続いていました。
5年ぶりとなる舞台には、中止となった2020年に出演予定だった松本幸四郎さんを中心に、中村雀右衛門さんや中村鴈治郎さんらが登場。
廻り舞台や客席など、「金丸座」の特徴を生かした演出を取り入れながら、「沼津」や「松竹梅湯島掛額」など4演目を上演します。
(松本幸四郎さん)
「金丸座が復活しましたので、『春の琴平町に旅をしませんか』ということを大きな声で言えるときが来たなと思いますので、琴平町をぜひ楽しんでいただきたいと思っています」