5年ぶりに開催される「四国こんぴら歌舞伎大芝居」を楽しんでもらうと高松市の老舗料亭が作った弁当と鑑賞チケットがセットで販売されています。
(記者リポート)
「こちらが特製の弁当です。目にした瞬間から気持ちが華やいでくる彩りで、歌舞伎と一緒に楽しめそうです」
弁当には春の魚「サワラ」の酢締めやソラマメの塩ゆで、竹の子、わらびなど季節の食材がふんだんに盛り込まれてます。
この特製弁当を作ったのは高松市の「料亭二蝶」で、「こんぴら歌舞伎」に弁当を提供するのは初めてです。
(弁当を手がけた 二蝶/山本 亘 社長)
「時間に制限もございますしボリューム的な要素、そして金丸座の中でにおいがこもってしまったりすることを抑えられるような形で考えさせていただきました」
5年ぶりに開かれる「こんぴら歌舞伎」を盛り上げようと、チケットを販売するJR四国やJTBなどが企画したもので、複数の弁当を試食して採用したということです。
包み紙も華やかです。動きのある文字や、桜を意識した色合いでデザインしたそうです。
この弁当は、午前11時開演「第一部」の鑑賞チケットやお土産などとセットで販売されていて、料金は1万7000円からです。
JR四国とJTBの店舗やインターネットで購入できます。
「四国こんぴら歌舞伎大芝居」は2024年4月5日から21日まで香川県琴平町の金丸座で開かれます。