開幕まで1週間となりました。5年ぶりに開催される「四国こんぴら歌舞伎大芝居」の舞台となる香川県琴平町の金丸座に初めて祝幕が設置されました。
祝幕は初舞台や襲名などを祝って後援者から贈られる布製の引き幕です。これまで金丸座に祝幕はありませんでしたが、永谷園が贈り、29日午後に設置されました。
大きさは縦6.2m、幅15.2mで、日本美術院の前理事長の故・松尾敏男さんがデザインした牡丹の柄が描かれています。
(記者リポート)
「金丸座は、天井に役者の家紋が描かれた顔見世提灯が吊り下げられるなど、準備は大詰めを迎えています」
また金丸座周辺にはのぼり旗も設置され、5年ぶりの開催に向けてムードは高まっています。
「四国こんぴら歌舞伎大芝居」は、役者が町内を練り歩くお練りが4月4日に行われ、5日に開幕します。