岡山県玉野市にバトントーワリングに打ち込む小学生がいます。世界を目指し毎日練習に励んでいます。
玉野市の胸上小学校です。
ここで母親とバトントワーリングの練習に励んでいるのが、小学3年生の坊寺耀采さん(8)です。
耀采さんは、1月に広島市で行われた「全日本バトントワーリング選手権中国支部大会」の9歳以下女子の部門で優勝。
3月、名古屋市で行われた全国大会に出場しました。
バトントワーリングは音楽に合わせて、バトンを回したり投げたりして演技する芸術性が高いスポーツです。
(バトントワーリング/坊寺耀采さん [8])
「(Q.バトントワーリングの好きなところはどこですか。教えて)楽しいところです。(Q.一番うれしい時ってどんな時ですか)試合でノードロップした時です」
耀采さんがバトントワーリングを始めたのは6歳の時。
母親の瑞貴さんの3人の妹、耀采さんにとっては、叔母たちが世界大会で優勝したのがきっかけでした。
(母親/坊寺瑞貴さん)
「私も長女で、5人姉妹全員でバトンをさせていただいていたので、娘にもそれを一緒にやってくれるっていうのはすごくうれしいことですね」
耀采さんは、週1回のチーム練習の他は、ほぼ毎日母親の瑞貴さんとマンツーマンで3時間ほどの個人練習をしています。
耀采さんの得意技は「ハイトス前方レッグキャッチ」。バトンを高く投げ上げ一回転して股の下でキャッチする技です。
(バトントワーリング/坊寺耀采さん)
「練習、楽しいです。(Q.しんどくないですか?)しんどい時もあるけど、意外とお母さんがアドバイスをしてくれたりするので楽しいです」
(母親/坊寺瑞貴さん)
「(Q.バトントワーリングを始めて)そうですね、自信がついたかなと思います。本人が自分の特技はバトンだと言えるのが、本人にとってプラスなのかなと思うので、すごくいいことだなとは思います」
耀采さんは3人の叔母を目標に、世界大会での活躍を目指して母との練習に励みます。
(バトントワーリング/坊寺耀采さん)
「まだまだなんですけど『あっちゃん』や『ひらり』、『ふうび』みたいに世界大会を目指したいです」