岡山市が申請していた市内の路線バスの再編計画を国土交通省が12日に認定しました。
国に認定された「利便増進実施計画」は、バスの運行エリアや路線を利用者の数に応じて分類するなどし再編を進めるものです。計画は2024年2月に全てのバス事業者が合意したもので、3月、市が国に申請していました。
今回の国の認定を受け、利用者が少ない「支線」については車両の購入費や運行経費の一部を市が負担する「公設民営」で運行することになります。
市は早ければ2025年度の後半にも再編した一部の路線で運行を始める方針です。
総事業費は29億円あまりの見込みで、このうち4割にあたる約12億円を国が負担します。