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岡山市バス路線再編 一部路線を「公設民営」とする方向で調整 市「事業者が新たな投資をすることは難しい」

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 岡山市がバス路線の再編に向けて、一部の路線を車両の購入費などを市が負担し民間事業者が運行する「公設民営」とする方向で調整を進めていることが、複数の関係者への取材で分かりました。

 岡山市は市内で路線バスを運行する事業者9社などと協議会を作り、路線の再編について検討を進めています。

 2023年11月の協議会では、効率的な運行をするために「都心」「幹線」「支線」などと分けて路線の整備を進める方針を確認。需要に応じて運行本数や車両の大きさを検討するとしていました。

 従来、新しい車両などの費用は事業者が負担していましたが……。

(松木梨菜リポート)
「事業者はコロナの影響で利用者が減るなどし、経営は厳しい状況です」

 岡山市は「現状、事業者が新たな投資をすることは難しい」として、小型車両を活用する「支線」では市が車両の購入費などを負担し、事業者が運行する「公設民営」にする方向で調整していることが複数の関係者への取材で分かりました。

 岡山市は2日午後の協議会で、この方針を案として事業者らに提示するとみられます。

 岡山市は、新年度にも路線の再編に取り組む方針です。

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