金魚に魅せられた美術作家・深堀隆介さんの展覧会が、岡山市で開かれています。
古びた机の引き出しの中、鮮やかな金魚の群れがこちらに向かって泳いでいます
岡山市の岡山シティミュージアムで開かれている深堀隆介さんの展覧会です。会場では代表作の「金魚酒」シリーズなど、約300点を紹介しています。
深堀さんは透明の樹脂の上にアクリル絵の具で色を重ね、リアルで立体感のある金魚を描いています。
最新のインスタレーション作品です。
四畳半の畳の上の空間で金魚が泳ぎ回り、人と金魚の生活空間が融合しているようです。
(来場者)
「幻想的だったり雄大な金魚があったり、いろいろな作品が見られてすごく楽しい」
(岡山シティミュージアム 学芸員/小林健人さん)
「(平面を)何層にも重ねて立体的に見えるのが不思議。自分のお気に入りの金魚を見つけていただければ」
この展覧会は5月26日まで岡山シティミュージアムで開かれています。