小豆島にある国の重要有形民俗文化財「中山の農村歌舞伎舞台」の改修工事が終わり、14日に落成式が行われました。
落成式には国や地元の自治会などから関係者約150人が参加し、中山農村歌舞伎保存会による三番叟が奉納されました。
中山の農村歌舞伎の舞台は江戸時代に建てられましたが、老朽化がひどく倒壊が懸念されていました。そのため2022年10月から約9000万円をかけて舞台を半分解体し、建物の基礎部分などの補強工事を行っていました。
(中山自治会/井口平治 会長)
「日本全国の方々の文化財になったのかな。今までとは違う」
中山の農村歌舞伎は3月、肥土山の農村歌舞伎と合わせて国の重要無形民俗文化財にも指定されています。