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警察署内で事件の証拠品の現金約330万円を盗んだとして巡査長の男を懲戒処分 岡山県警

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 岡山県警は、事件の証拠品の現金を盗んだなどとして起訴された巡査長の男を懲戒免職処分にしました。

 懲戒免職処分を受けたのは、岡山南警察署の巡査長で窃盗などの罪で起訴されている松岡和寛被告(32)です。
 警察や起訴状によりますと松岡被告は、2023年7月から10月までの間に10回にわたって岡山南警察署で事件の証拠品として保管していた現金約330万円を盗んだとされています。

 この他にも捜査で立ち入った岡山市と総社市の住宅から合わせて105万円を盗んだとされています。

 これまでの警察の調べに対し、松岡被告は「ギャンブルで金に困っていた」と話しているということです。

 また警察は証拠品を保管している金庫の鍵を取り出せる状態にしていたとして、鍵を管理する立場だった42歳の警部を19日付で戒告処分としました。

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