「高松タクシー協会」の運転手の数が、2024年1月から3月の間に20人増えたことが分かりました。
(高松タクシー協会/川﨑武文 会長)
「タクシー運転手になるとその分給料をしっかり持って帰れる、少しずつそういったイメージが浸透しつつある」
2日開かれた、交通事業者や有識者らによる公共交通の協議会です。
香川県のタクシー運転手の人数は2023年までの5年間で11%減っています。
運転手不足などに直面しているタクシー事業者に対し、高松市は2023年12月タクシー1台当たり10万円の支援金を交付しました。財源は物価高騰対策の国の臨時交付金です。
協議会では、支援金を雇用対策に充てたことで高松市のタクシー会社33社が加盟する「高松タクシー協会」の運転手の数が2024年1月から3月の間に20人増えたことが報告されました。
(高松タクシー協会/川﨑武文 会長)
「4月以降も、引き続き各事業者からは採用につなげられている声も聞いています。観光もインバウンド含めて大変増えてきていますので、供給をしっかり増加していくように今後もしっかり続けていきたい」
高松タクシー協会は、2025年に開かれる瀬戸内国際芸術祭や大阪・関西万博に向けて「配車アプリ」を導入し利便性を高めたいとしています。