日本を代表するコメディアン、志村けんさんの大爆笑展が高松市で始まりました。
(記者リポート)
「アイ~ン。バカ殿様の志村けんさんと一緒に記念写真を撮ることができます」
志村さんが亡くなった後、2021年から全国を巡回してきた企画展で、最後の会場となる高松三越にも行列ができました。
会場では「変なおじさん」「白鳥」「ひとみばあさん」など、志村さんが演じてきた人気キャラクターが紹介され、実際にコントで使われたかつらや小道具が展示されています。
志村さんが所属していたザ・ドリフターズのメンバー、高木ブーさん(91)も訪れ、来場者と触れ合いました。
(ザ・ドリフターズ/高木ブーさん [91])
「志村が入ったことで、違ったドリフターズができたことは事実。いろんな人(キャラクター)が出てくるけど、全部自分で考えたというより、人がやっているのを見て(観察して)これは受けると思ってやっている。目ざとい、そういうところは」
全国を笑いの渦に巻き込み、2020年3月、新型コロナウイルスに感染して70歳で亡くなった後も、世代を超えて愛され続けている志村さん。
会場を訪れた人は、たらいと鏡を使ったコントを体験したり、写真を撮ったりして楽しんでいました。
(徳島県から訪れた人)
「(Q.今、おいくつ?)32歳です。ちょうど放送されてなくて、全部DVDとかで見て研究していた。たまらない。入った瞬間にうるっときて泣きそうになった」
(善通寺市から訪れた人)
「(Q.好きなギャグは?)アイーンです。高木ブーさんが来られていて、それにびっくりして感動して昔を思い出してめちゃくちゃ楽しい」
志村けんの大爆笑展は5月6日まで高松三越で開かれています。