香川県の統計調査課は3月の高松市の消費者物価指数が2020年の平均を100として106.2となったと発表しました。
消費者物価指数とは家庭で消費する物やサービスの値動きを時系列的に測定するものです。2023年の同じ月と比べると3.0%、2024年2月と比べると0.1%上昇しました。県は円安による原料の高騰などが主な要因だとみています。
2023年3月との比較では、10大費目中9項目で上昇しました。中でも「光熱・水道」は、政府による電気代の補助が始まってから約1年が経過し電気代の抑制効果が薄れたことから、6.6%上昇しています。続いて「教養娯楽」は5.8%、「食料」は5.0%の上昇でした。
一方で、PTA会費が安くなったことから、「教育」が1.3%下落しました。
統計調査課では、今後の動向を注視していきたいとしています。