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2月から1626品目が値上げ 最多は「トマト加工品」 一方で「生トマト」は平年並みの価格に

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 2023年からさまざまな食品の値上げが続いています。2024年2月からは、主要な食品メーカーがケチャップなど「トマト加工品」の値上げに踏み切りました。

(買い物客は―)
Q.ケチャップは何に使う?
「手抜きしたいときのナポリタンとかチキンライスとか。そりゃ困ります、食品の値上がりは全て困ります」

 民間調査会社「帝国データバンク」が主要な食品メーカー195社に行った調査によると、2月から値上げとなる飲食料品は1626品目。最も多かったのがケチャップやトマトジュースなどの「トマト加工品」です。世界的な猛暑によるトマトの不作の影響です。

 そんな中……。

(山下佳乃リポート)
「こちらに置かれているおよそ40種類のトマト加工商品は今月、どれも値上げしていないということです」

(ゆめタウン高松/福山興治 食品店長)
「こちらの原価の方は上がっているんですけど、弊社の方でコスト削減に努めて、売値は値上がりしないように努力しております」

 ゆめタウン高松で扱う「トマト加工品」は仕入れ価格が約1割上がる見込みです。それでも、広告費を抑えたり、期間限定のポイント制度を導入したりして、2月中は販売価格を据え置く方針です。ただ、今後さらに仕入れ価格が上がった場合、販売価格を値上げする可能性があるとしています。

 一方……。

(山下佳乃リポート)
「今、トマトの値段は落ち着いているということなんです。こちらのお店では、トマト1個、高い時で170円ほどだったのですが、今は税込み106円となっています」

 生のトマトは、ビニールハウスで育ったものが順調に出回っているため、2024年は平年並みの価格で販売しています。

(ゆめタウン高松/福山興治 食品店長)
「昨今の異常気象や生産コストの上昇というのは、これから先も出てくる問題だとは思うんですけど、そこは、頑張って解決していかないといけないかなと思っています」

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