黒鷲旗全日本男女選抜大会で初優勝を飾った女子バレーボール岡山シーガルズ。選手らが岡山県の伊原木知事に優勝を報告しました。
岡山県庁を訪れたのは、河本昭義監督や今シーズン限りでの引退を発表している川島亜依美キャプテン、宮下遥副キャプテンらです。
(岡山シーガルズ/河本昭義 監督)
「2人が引退するなかで、非常にいい『はなむけ』の宝物ができたと思う」
岡山シーガルズは5月6日、大阪で行われた黒鷲旗全日本男女選抜大会の決勝でデンソーを3対0で下し、初優勝しました。
Vリーグ、全日本選手権を含めた国内三大大会での優勝は初めてです。
川島選手は15シーズン、宮下選手は14シーズンと長くチームを支え、ようやく手にしたタイトルです
報告を受けた伊原木知事は、目に涙を浮かべ健闘をたたえました。
(岡山県/伊原木隆太 知事)
「もう本当にうれしくて。川島選手・宮下選手の話を聞いてたらうれしいのに、なんで涙が出てるのかわからないんですけど……」
川島選手・宮下選手ともに、引退後の予定は決まっていないということです。
(岡山シーガルズ 今季で引退/川島亜依美 キャプテン)
「応援してくれてる方の思いになかなか応えられない悔しさがあったので、最後の大会で少し思いに応えるというか恩返しができたのではないかなと思う」
(岡山シーガルズ 今季で引退/宮下遥 選手)
「いい思いよりも大変とかしんどいっていう思いの方が正直多かったです。ご褒美をいただけたという、そういう気持ちです」